20150808

木曽駒ヶ岳



時計はAM5:14 、行き先はしらび平。
バスは満員、これでも朝4 時過ぎから並んだんです。 
朝もはよからご苦労さま

  
 


そしてロープウエイに乗り換え、日本最高所の駅はホテル千畳敷:標高2611mまであっという間
日本広しといえど、ここは至極簡単に別世界に連れて行ってくれる最右翼でしょう。
 
 
 




 
千畳敷カールのカールは ”おやつのカール” とは違うやつ
氷河の侵食作用によってできた椀状の谷のことのこと ・・・ ドイツ語でkar 
登山用語にはシュラフやらザイルやらピッケルやらヒュッテやらドイツ語が多い。なぜだか
  

この逆側には南アルプス越しに富士の頭
 
 
 
   
   
  
   
 
  


 

   
   
  
  
 
   
  
  

 
 
  

ガツンと岩っコロの道を登ればそこは乗越浄土

ここは青空よりそこに浮かぶ雲が主役。 姿変え美しかった


 
  
  
   
    
    
   
  
  
  
  
 


  


木曽駒頂上 2956m   


おとなりには去年噴火した木曽御岳
頂上付近が白いのは雪ではなく灰
今も蒸気があがる


ロープウエイ駅からだと僅か300m up
お手軽ハイキングで得られる3000m 級   
 

 


ランドナーな人が峠でお湯沸かしてカップヌードル食べたりしているの見て酔狂だと思っていたけど、
コッヘルやらボンベ持たしてもらったら、とっても軽いアルミ製。
こうしてコーヒー頂くとこれもいいね。



自転車なしの素晴らしき休日



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20150804

AGING


   
包丁はアホみたいに40本くらいあって、その中でも半分は鋼の包丁でいわゆる錆びるやつ。
めったに使わない柳刃包丁なぞは、サビを落として油を塗ってピカピカを維持するのだけど、普段から使う包丁はわざと錆びずけしたものもあるけど、こいつらはあえて特別なことは何もしない。 食材を切っては洗って拭き、その繰り返し1年以上でこの表情にまで育った。 焼いたチタンにも通ずるなんとも渋い色になっとる。

  
 
やっぱりこういうこと。
なんでもエイジングが効くわけではない。 金属をはじめ木とか、皮、デニムなど、主に天然の素材から生まれたものは使い込むほど味が出る。 カーボンなどの樹脂やその手の合成品ってただ汚くなるだけで見た目も劣化の一方向。 こういう使い込まれた枯れ感や渋さをが出てこない。 いやいや、古い樹脂もカッコええでという人もいるのかもしれませんが・・・ やっぱり私はこっち派。

 
 


最後にKING も色によっていい感じにエイジングします。 
黒アルマイトは退色し茄子紺になる。 この色がなんともいい。 高耐久で何十年も使えるからこそ。
ものは違うけれど、ROLEXヴィンテージダイバーなぞ同じような色に退色した古いアルミベゼルディスクは10万円以上の値段で取引される。  新品が1万円程どなのに・・・
  
  
”使い込まれたカッコよさ” とか”KINGのエイジング” などと叫んだところで、こういうとこ気付く人も分かる人も稀有ではある。

だが、それがいい。



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