20140131

金 華 豚


 
見上げれば私が好きな生ハムさんですやん
 
 
スペインやイタリアじゃございません。 台湾の市場に繰り出していたところ上を見ましたらほらっ。 
聞けばあの金華豚の生ハムだっておばちゃんが言うとります。  金華ハムといえば。イタリアのプロシュット・ディ・パルマ、スペインのハモン・セラーノと並んで世界の三大ハムのひとつ。
  
    
   

   
  

  
 

    
 

 
試食用が置いてあったから食してみたら、めちゃくちゃ塩がたってる。
 

知らなかったんですけど、金華ハムってスープの出汁に使ったり、茹でたり、チャーハンの味付けをしたり、普通は生では食べないそうで塩っ辛い筈です。 当然のようにヨーロッパの生ハムとはぜんぜん違ってて、ずぅーっと噛んで塩気が和らいでくるとそこに旨味が出てくる。 でも、イベリコの生ハムの様にアミノ酸が噴出するようでもない。 そしてやっぱりどこか中華。 後にベーコンも食べるのだけど、こいつも燻の香りがそう思わせるのか、中華そのものなのです。

  
金華ハムって中国の浙江省の金華で作られるものを呼ぶそうですが、この店は浙江省で100年以上前に創業した老舗で戦後台湾に移ってきたので浙江省じゃなくても金華ハムと呼んでいいのです。
 
 
  

 
 

 
そして金華ハムの生まれた浙江省の郷土料理で豚といえば言えばこの東坡肉(トンポウロウ)。 

 
 
中華風ハンバーガーとメニューにあって、『何のこっちゃ?』 と思っていたらこの人が出てきて旨いったらなかった。  トンポウロウって横浜中華街行っても豚の角煮とか書かれてますけど似て非なるもの。 テラテラと輝いていて見た目から宝石。 それを、甘めの中華蒸しパンに挟んで。。。  ンガぁ~
 
 
 

 
サイクリング中、歩道にのさばっていた見慣れぬ豚。 
金華豚でググってみたら君の姿が出てきたよ。 君は金華豚だったんだね。
日本でも平田牧場で君の仲間のとんかつが戴けるってさっき知りました。
ありがとう。
 
 
  
Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2014/02/blog-post_11.html

http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13153671/ 
_____________________________

20140128

台湾のサイクリングロード



東京や大阪と同じように台北の淡水川沿いにもサイクリングロードが敷かれてます。
 

川沿いに近い地下鉄『関渡駅』の脇。 GIANT社が絨毯爆撃的に撒いたと思われる日月潭で乗ったのとまるで同じBlack & Blueのレンタサイクルここにもありました。 一日200元(700円)なり。



   
  
  
   
  
    
  
  
 

    
日本よりずっと立派なサイクリングロードが整備されていて、その道沿いにはセブンイレブンやスターバックス ・・・ 補給で店に入っても顔は日本人に似てるし、ふと 海外に来たことさえ忘れて日本語で喋ったら、意外と日本語で返してくれたりする・・・。 

  
 
日本語教育を受けたお年寄りだけじゃなく若い子もだから泣けてきます。  ここいいとこ。  
 
 
 

  
  

  

   

  
  

 
 


そしてすこし市街地に入れば昔ながらの市場。 どこか昭和感たっぷりでノスタルジックな感じまでする。 でも違う、台湾人の生の生活を垣間見ることができます。 都心部では日本とほぼ同じにも思えた物価ですが、こういうところに来るとやっぱり安くって思わず弁当を買いこんだ。 



まるで日本語も英語も通じなくって、片言と他の人の弁当指さしてゲットした弁当。 
手間掛かってそうなロースト鶏肉や豚肉にキャベツの付け合せがチョー旨い。 
今こうやって書きながらまた唾出てきた・・・  

 
  

  

 
 
 

 

    
淡水の河口には観光地の情人橋。 ここでU ターン。 

 
ここは作り物感たっぷりで今ひとつですけど、そこの手前が雰囲気よろしゅうございます。 嘗てオランダ人が築いたレッドフォート(紅毛城)  そしてその辺りは路面が石畳がしかれていて嘗て植民地だった西洋の香りがすこししておるのです。
 
 
    

  
   

  
 

 
国内より安い航空券でポンと行って、ポンと自転車借りてサイクリング出来る。
これが、ボロ自転車だとずいぶんイメージ違うでしょう。  いや、違ってました。
これもGIANTさんのお陰です。     

  
 
___________________________

20140124

日月潭のGIANT 

  

台中の観光地、日月潭で調べるとよくこのGIANTストアのことが書かれてある。
日月潭ではサイクリングロードが整備され、最高級の自転車でそこを走ってみたら如何?という。
さすが本国のGIANTさんは大きくてたくさんの自転車が並んでいる。 ご覧のようなDURA & KSYRIUM 装備のハイグレードロードバイクが借りられるのだけど、 一日の賃料も6000円以上とコンパクトカーが借りられるほどハイグレードだった。 


 

  
自転車はGPS が装備で何処を走っているかモニタリングされ一周30kmの湖を回りきれない時にはピックアップまでしてくれのるらしいけど、そのサービスいりませんからまけて下さい。 
  
 
  
ガイドブック等にはここの情報しか無くて、この高額なレンタル料を払うしかないと腹を括っていたのだけど、外に出れば安いレンタルバイク屋がいくつもあってその安いのを借りて早速日月潭の周りを回り始めた。   


 

 
  

    
  

  
  
    
  
  
  
  
     
   
   
 



  
    
    
   
 
 
   
  
6000円の高級車に比べると神のような一日500円で借りたバイクは真新しいGIANT製。 
湖の周りは一部悪路もあるから寧ろクロスバイクのほうが適していて極めて快適である。

 
 
アップダウンを走り、湖の展望台ではチョ~旨い猪肉のソーセージを食らい、犬と戯れ、後半は日本人建築家、團紀彦氏設計のビジターセンターでスイーツを貪り、上手く造られた湖沿いのサイクリングロード。  湖一周を走り終えた。
 
 
 
   
  

そう言えば、台北の町中、郊外でも以前にはなかったほどレンタル自転車屋が増えていて、判を押したように今回借りたのと同じ黒&ブルーのGIANT ロゴのレンタルバイクが何台も並んでいた。 今までも安いレンタサイクルはあったけど油はキレてガタガタの自転車ばかりだった。 それがすっかりこの新しい黒のGIANTに置き換わっていました。 



GIANT社はかねてより台湾国内の自転車旅行でハードウェアとサイクリングスタイルのモデル建設、その成熟を待って台湾に外国人を呼び込み、その先には世界中を自転車で旅するというグリーンバイクモビリティなる構想を持っている。 どのレンタル屋に行っても山のように有るあるこの黒の自転車はGIANT社によって撒かれた投資なのだと思いました。 それは嘗て借りた様なおんぼろのレンタサイクルに乗っても自転車の良さなど分かろう筈もないし、真新しいクロスバイクはすこぶるよく走ってくれて、これなら自転車乗りではない人でも気持ちよさは分かると思えたから。  だとしたら、本当にすごい会社です。 韓国がそうだったように国が率先して道筋を建てるようなことを一民間企業が投資をして実現しようとしている。 GIANTがちょっと好きになりました。 ジャイアンとか言ってごめんなさい。

 

Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2012/07/blog-post_18.html
_______________________________

20140121

親 日 っ ぷ り


 
台湾は好きである。
向こうが好いてくれて、しかもそれを全面に出しているのに嫌いになる理由などない。 
ふとした瞬間、海外にいることなど完全に忘れてしまうほどで、「君たち日本好き過ぎでしょ?」って突っ込みたくなる。  北海道Wフローマージュて
  
  
 

 
 
  
 
 

 
QBハウス、イタトマ、大戸屋、リンガーハット、ハンズ、無印 ・・・ 日本の浸透如何ばかりか
台湾の薬の宣伝なのに和服を着て後ろには富士山ときた。
 
 
  
外銷日本 不一様的 ・・・ 「日本に輸出している。他とは違う」  日本に輸出している事がすなわち品質保証になり得るということか。  昨今の食品偽装とか恥ずかしい。 期待を裏切ってはいけない。
 
  
  

 
 

 
 

 
台中まで台湾新幹線で移動した。 車両は当然のように日本の新幹線と同じ700系改。 駅には大きなパナソニックの洗濯機の垂幕、席に座ればYKK。 
  
 
  
今どき世界中何処に言っても韓国勢の電化製品の看板のほうが目立つ。 なのにこの強烈なジャパン・ブランドの浸透ぶり。  この国は日本が元気だった頃の日本を思い出させてくれる。 日本より日本らしいとすら思う。  そう思うのは羽田空港の待合ラウンジのテレビの多くがLG電子だったからでもある。  日本の玄関に韓国製のテレビとか悪い冗談なのか?頭がオカシイのか?


 
_____________________________ 

20140118

PATEK PHILIPPE BUBBLE



 
  

  
PATEK PHILIPPE珠玉のタイムピース展示とか言っても一般ウケないし、きっと閑古鳥が鳴いてるだろうと高を括って行きましたらまさかの30分待ち。 時間によっては90分待ちもあったとか・・・ 恐るべし。 
  
 
 
会場に入るときPhilippe Stern会長が普通に階段から降りてきてひっくり返りそうになりました
 
 
 

 
 
 
PATEK PHILIPPEの時計はその歴史の中で各国の王族、著名人のオーダーを受けてきた格式と、機械式時計の数々の特許を持つ先進の技術を持つメーカーと言う他に、今では有望な投資先としての性格も持ってしまいました。

  
 
米国の金融緩和のバラマキ銭ってすごいパワー持ってました。 金余りで株や石油、穀物市場に流れ込んだ他、このPATEKなど時計や美術品市場にも流れ込み凄い値段が上がってます。  今から15年ほど前と比べて1930~1960年台のvintage PATEK3倍位に値段が跳ね上がってしまいました。 でも、それはサラリーマンでも出来心で買える値段だった物の話です。
 
 
忘れもしません、当時私の目の前に現れたRef.2499という時計。 当時600万円という値段に指を咥えて見ていたその時計の今の値段はなんと1億円を超えます。 高額なレアピースは15倍とかそれ以上に跳ね上がっているというわけです。 最近でもEric Clapton が使用していたプラチナケースの同タイプの時計が3億円で落札されてます。 こうなると、有望な投資先としてPATEKが見なされ、世界に余った金がどんどん流れ込みレアピースはますます高騰します。
 


金が潤沢にあり投資するものはますます潤い、貧富の格差はレバレッジがかかって広がります。 もっとも、こういう値段の時計は大金持ちがお遊びで転がして儲けてるだけなので一般庶民には影響など無くどうでもよい話なのですが、土地を始め原油や穀物市場は「金持ちさん勝手にやって」と言う訳にはいきません。 色んな物の物価が上がり一般市民の生活にまで悪影響を及ぼしてしまうからです。 日本の異次元緩和にも不安があるのでございます。

 
 
________________________

20140115

円 安


 
台湾へ
Air CHINA と CHINA AIRLINE いつもごっちゃになるんですけど、Air CHINAが土人の方、CHINA AIRLINE が同胞台湾のナショナルフラッグなのです。 
 
 
 
背もたれの不織布にはMAXXIS。 
自転車のタイヤしか馴染みないから、さすが自転車の国と思ったけども車とかバイクとかのタイヤも作っておるのです。
  
  

   
   
   
   
  
台湾に来るといつも買う自転車消耗品 ・・・ かなり安かったはずなんですが、さすがにこれはあかん。
35%も円安に振れてなお安さを享受しようとする考えは甘すぎた。
COLNAGO EPS DURA9000¥900000、 fizi:kバーテープ2100也  寧ろ日本より高い。

 
 
アベノミクスパワー炸裂。  
円安なのに輸出伸びてないらしいし、製造業は円安でエネルギーコスト上がるし、低金利、物価高はこれから激増する年寄りには辛いことしかないし、好景気演出はバラマキ由来でツケはいずれ回ってくるっていうし。  台湾でこれほど頻回に日本より物価高いと思う瞬間を感じたことありません。  悲しなってきました。
 
    
   


こうなったら鴨肉扁(ヤーロゥピェン)でガチョウ食うしかない。
ここは毎回来てるます。 この皮の脂、内蔵、スープ、麺、どれもめっちゃ美味しい。 


 
台湾やし雰囲気的にはこれで5~600円位と思うやん? 
まあ、円高の時でも2000円ちょっとしてたから決して安いメニューじゃないけど35%円安パワーも加わって3000円近くもして実は食べてる時点で涙出ててん  
今、写真見てたら唾も出てきたけど


 

Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2012/06/blog-post_22.html 
___________________________