20131201

Swiss Diamond Skillet


 



スイスほど自国製品に国旗をつける国も無かろう。
チョコレートに始まりスイスアーミーナイフ、自転車じゃBMC にもスイス国旗の十字マークが付いている。 こちらはSwiss Diamond なるフライパン。 やっぱりスイスの十字が誇らしげに2箇所についている。
どんだけ自分の国が好きやねんっちゅう話です。
 
 

しょっちゅう肉を焼いていると言ってたらフライパンを貰ったのです。 貰ったものの値段を調べるとか下衆なことを致してみましたらこれが結構いい値段がするものでした。 持ってみるとズッシリして1.4kgもあるもんだからついに憧れの鉄製フライパンかと思ったらアルミだった・・・  実はいい加減FeTi にのっとり一生モンの鉄チンのフライパンでも買おうかなと思っていたのにまたアルミである。。。 
 

 

 
サシが程よく旨そうなもも肉。
550g のローストビーフ用だけど、こういう塊のもも肉をステーキとしてかぶりついて食うのもけっこう旨い。 赤身の噛みごたえもしっかりしているから、噛むごとに和牛の滋味が染み出す。
比重の軽いアルミにして1.4kgというゴツイ熱容量を活かしてと早速焼きにはいった。   
 

 

 
表面焼いてオーブンに突っ込んだり、蒸したほうが簡単なのだろうけど、熱容量に期待を寄せてフライパンだけで育て育て焼いた。 
 
  
 
比熱が大きくって分厚いアルミパンを温めるのには結構な時間がかかった。 ジュワーっと表面焼き固め、その後極弱火で15分はかかったか。 レアでグニャグニャするようじゃダメ、焼きすぎてもダメ。   いつも焼きながら表面を触ってその感触で焼き加減を確認するけどいつも上手くいくわけじゃ無い。 だから、真っ二つに切る時、そのロゼ色の切り口からテラテラと肉汁が流れるのが見えてまさにヴィクトリー。

 
 
わさび醤油で食うた。 実に旨い。 
  
 
 
チタン好きとしては当然チタンフライパンも持ってたんですがこれはダメでした。 チタンのフライパンは温まりやすくて冷めやすい。火が当たっているところと当たっていないところの温度にムラが出やすい。 アルミも薄いものは熱容量が小さいところは同じような感じと思ってたけど、これくらい分厚くて重いアルミだといいかんじに焼けますなぁ。 ならば分厚いチタンで・・・とか考えたりしちゃいますけどチタンは熱伝導率が超悪いからそうは問屋が卸しません。 次こそは鉄っちんのフライパンを買うのでしょうけど、これもよさ気なんで鉄チンまでの道のりがまた遠のいたというわけです。



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2 件のコメント:

  1. 蛇の道は蛇って言いますが、長い道のりになりそうな気配が濃厚ですね。 でも、フライパンのプレゼントってなかなかの策士ですね。 お料理好きとご存知なのでしょうかね。 比熱=鉄の厚みですね。 ステーキを目の前の鉄板で焼いてもらうのを目を皿にしてみたつもりで再現しても家では無理ですもんね。あの面積と厚さが必要かと思い込んでいました。 アルミも重さがあるってことは、程々の厚みがあるんでしょうね。15分であの程度の熱の入りなんですね。トロトロ火ですね。 来年の秋には、チタニオに跨がっている事になりました。日直経由ですけど。
    お仲間ですね。

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  2. まずはチタニオおめでとうございます。 やっぱりいい選択をされたと思います。 日直の渋いカラーリングも本当は私そっちのほうがいいです。。。。w  日直はチタニオのオーダーをストップしていると聞いてましたがやってたんですね。  イタリアンのことなので本当に秋に来るのかわかりませんが待つ時間もまた楽しいですね。 

    フライパンはプレゼントというより重くて手に余ってでくれたというところです。 でもこのダイアモンドコートというのが傷みやすくそんなには長持ちしなさそうです。 その辺は鉄に油をなじませたほうがはるかに長持ちするでしょう。  肉はミディアムがやっぱり難しいです。 その辺に売っている1.5cm厚さくらいのステーキならそうでもないですけど、厚み4cmとか5cmになると厚みの2乗の時間が掛かるイメージです。 中心の温度を70度位に持っていけばよいのですが塊の肉の場合はプロも温度計挿して測ったりしますよ。 だから、手触りだけで焼き加減をみていい塩梅になるのがビクトリーなんです。

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