20131105

Retrograde


 
物事の変化のスピードがどんどん早くなって、それは自転車でも。
ヘッドチューブなんて何十年間も1inchでやってきたのに、僅かこの15年足らずで1・1/8 → 1・1/4 →  1・1/2 と、目まぐるしく太くなっていきはりました。  
 
 
情報化時代の決め手は分かりやすさ。 数字で横並びに比較する時代。 そんな時代の特徴は価格競争然り、相場の動き然り、一方向に動き出すと過度に弾みがついて大抵は戻りが来る。  剛性とか軽量化とかわかりやすい指標は当然先鋭化するわけで、どんどん太くなる。 どんどん強くなる。  どんどん軽くなる。 
 

     
 
 
押し入れを弄っていたら1inchフォークが何本か出てきました。
数字には出来ませんけどフレームに刺してみたらやっぱりいい雰囲気。 
私の寸法が変わらない以上、フレーム寸法は変わらない。 なのにパイプばかり太くなって貰っては困りますとも。 身長が変わらないのに脚とか腕ばかり太くなる人みたいなの嫌です。 
ダウンヒルでの安心感なぞはちがうのでしょうが、剛性剛性とアピールされましても、そもそも乗る人間がパワーアップしてるわけじゃないですし。  
 

 
これを使って久しぶりに自転車を組みたくなりました。 
 
  
__________________________

0 件のコメント:

コメントを投稿