20131124

散 居 村



富山県砺波市の散居村 
 
 
砺波平野に離れ離れに転々と形成された屋敷森、そしてその主は家の周りを田畑として耕す。
家屋が1 か所に集まって集落を形成するということが無かったため、冬にはそれぞれの家屋が厳しい風雪に直接晒されることとなり、家屋の周囲にカイニョと呼ばれる屋敷森を形成してこれに対処するようになった 

 
  
  
  
  


村社会、村八分など日本独特なメンタリティーに由来するものと思えるけれど、その割にその言葉にネガティブなイメージをもつ人が多いようにも思います。 そんな群れて暮らす村社会に対し凛として個が独立して群れていない、それでいて散居村という言葉の通り大きな平野全体の「村」として大きなまとまりを感じることも出来る。 


 

   
 

  
きな粉にするだだちゃ豆を天日干しをするお婆ちゃんとお孫さん
その横では渋柿ではなく立派な甘柿が丁寧に吊るされて干されていた。
  


まだまだ、知らない日本がたくさんある。
 

 
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