20131026

秋のメンテナンス

  

ある時期一気に揃えたヘッドセット廻りを弄くる機具。 
なかなか出番もありませんけど、秋なのに天気が悪いそんな日はこいつを使って普段なかなか手が届かないところまで。
 
 
 
特にヘッドセットに関してはキングっていう名前に全幅の信頼でメンテもなおざりになりがち、偶に玉あたりの部分にグリスを塗る位じゃダメだったみたいです。  組み付けてあると不具合も見えにくいですが、単体で回すとあのヌメッとした回転はなくなり少々ジャリっと明らかに異物まで感じる。 ベアリングを露出させてみれば新品時には割とたっぷり詰めてある赤グリスはゴムシールにべっとりと固まり殆ど抜けてました。
ヘッドセットを外したのをいいことに台所用洗剤と歯ブラシでゴシゴシお湯で洗いレスポ水置換潤滑剤、その後グリスを詰めておきました。

 
 
今までスナップリングをキリや、小型ドライバーで取り外していたのですが、特に径の小さなベアリングはなかなか外しにくい。 今回ふと思い出した時計のバネ棒外しなる機具 (上の写真の銀色の棒) を使えば外しやすくてとてもいいです。 




 
そしてこいつ。
カンパがエルゴレバーのスモールパーツ供給を去年既にやめていたと初めて知りました。 これからはたとえスプリング一つの不具合でもアッセンブルパーツ全体を交換しなくちゃいけなくなる。  今回このパーツを使うと手持ちスモールパーツは右エルゴのインデックススプリング一組分しか残ってません。 よって、部品交換する分解は右側をあと一回。  
 
 
シマノのレバーは分解不可だし、最近の電動なんてほぼブラックボックスだし。  
自転車ってそのシンプルさゆえ、素人でも弄くれるところもいいと思うのだけどどんどん世知辛くなっていきます・・・
 
 

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