20130626

裏 和 田


 
梅雨の雨間の奥多摩方面 
気温は高くは無いが実に蒸し暑い。 暑い暑い・・・ペタペタ漕いでましたら、ここはヒルクラ連のメッカですからいいペースな人たちにやたらと抜かされる。 そのうち20km以上の登りある奥多摩など何故行く必要があるのだ?なんて気がしてきて上川乗で甲武トンネルの方へエイヤッっと左折。


 

 
紛うことなくこれは黒毛和種。
甲武トンネルから藤野の方に下ってくると左手が大きく開けた場所がある。 
何か視線を感じくるりと見回すと黒い奴。  こんな場所で人懐っこく寄ってきた。 人だけじゃなく自転車にも興味が有るようで柵から頭を乗り出して唾液をダラダラ滴らせる。  可愛い顔。
 
 
 

 
 

 
藤野から和田峠方面に向かうとき、ありきたりな県道を外れて細い道に分け入ってみました。
少し走るとダート道に入ってしまい、しかも結構長い。 少し後悔しつつもやっぱり、雰囲気いい道を見つけるだけでちょっとした旅気分になれるのがいい。

 
 
でも、こうやって立ち止まろうものならものの30秒程でブーンと言う羽音がやってきた。 少しかわしてもずっとホバリングするように付きまとってくる。 何故かそれは場所を移し、どこで立ち止まっても同じようにすぐにやってくる。  
アブか、蜂か、それは明らかに威嚇でその度に飛び乗って逃げた。 
 
 
 

 
 

 
裏和田を登り何年ぶりかの和田峠
頂上には3人、八王子方向に降りて行けばそれはもうたくさん。 トボトボ歩く人、死にそうな顔でハンドルにしがみつく者、20人位上いたかなあ。 アホウ山に登る。  
 
 
 

 
途中に見た黒毛和牛は実に人懐っこくて可愛い顔してた。
でも、幾度もある上り坂では何故かその可愛い顔が思い浮かんだ。 
だからって憎らしくなってこうなったわけじゃございませんよ。


 
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