20121204

Lotto Adecco Litespeed Vortex

Lotto Adecco  McEwen's Litespeed Vortex


1994年ゲビス・バラン チーム(Gewiss-Ballan team)でデローザ・チタニオ(De Rosa Titanio)がメインバイクとして使われてから8年後の2002年。  グランツールにおいておそらく初のチタンフレームの完全フル参戦がロット・アデッコ チーム(Lotto Adecco)の Litespeed であった。  
 
 

2002年頃はまだフルカーボンではColnago C40、 De Rosa KING、 Giant TCR、 Look、 Trek 位。  Pinarello Princeの評価が高く、アルミフレームにカーボンバックのスタイルが多くを占めていた時代である。 クロモリはすっかり駆逐されフレーム素材はアルミ、カーボン、チタン、マグネシウム。   ヘッドのオーバーサイズ化が終わって、ヘッドセットはインテグラルに変わりつつあった頃。 技術革新でバイクが様変わりする課程で百花繚乱という状態だった。   



この年Lotto Adeccoチームからは、スプリンターであるロビー・マキュワン(Robbie McEwen)が第3ステージ、及び最終20ステージのパリのゴールで優勝、そしてポイント賞(マイヨヴェ-ル)獲得。 マリオ・アールツ(Mario Aerts)は山岳賞2位、クリストフ・ブラント(Christophe Brandt)が新人賞3位を獲得した。  この活躍によって、Lottoチーム翌年のチタンバイク継続使用を期待させたが、2003年はEddy Merckx のスカンジウム機材での参戦となり、チタンフレームのツール・フル参戦は2002年が最初で最後の年となった。


 
シャンゼリゼの優勝ゴールを飾ったマキュワンのバイクがフル6/4Ti Vortex  
Lotto Adeccoチームの26人中カスタムジオメトリーは僅か9台。 多くの選手が所謂吊しのフレームで戦った。 (Litespeedの技術者もこの事実にジオメトリーについて自信を深め、様々なヨーロッパメーカーへのOEM協力等で得た物が大きかったと語っている) そのマキュワンが乗ったタイプは市販と全く同じストックサイズ53cmで2002年型。 これは偶然にも私のサイズだったりしてムムムッと食指が伸び、おまけにボトルケージも当然Tacxでしょと影響を受けてしまうのですが、特段マキュワンが好きなわけでも無く取っ掛かりにしてしまうのは完全にアホウに違いありません・・・



          http://feticizm.blogspot.jp/2012/04/speedwell-titalite.html
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