20120918

An antique shop in Milan



ヨーロッパに行くと必ずアンティークショップに入る。 国によって色があるし、店によってかなり当たり外れがある。 でも、この手の時計が好きな人ならこの店は完全にアタリとわかるでしょう。
 
 
見たいメーカー、1920~ 1960年代と条件を言うと、最初は極オーソドックスな2本が出てきた。 
アンティークの調度品で囲まれた薄暗い店内、置時計のカチカチと時を刻む音、店主との時計談義。
そして、そこそこマニアな話にまで内容が到達する頃には、ヴィトンのヴィンテージトランクの上には日本で殆ど目にしたことがない文字盤やら素材、型番と想定外なシロモノまで賑々しく並べられていた。
 
 
こういう店だから相手もこちらを値踏みしているのだろうし、こちらも飲まれまいとちょいと頑張る。 
どうも、相手は私を時計のディーラーだと思っているようで、その設定じゃ余計にプレッシャーが掛かる。  店内の雰囲気もそうだけど、時計の出し方まで国全体がアンティークの国はやはりちょっと違うのである。


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